JOURNAL
HI-TEC PEOPLE #007
Keeenue | アーティスト
1974年にイギリスで誕生し、世界初の軽量アウトドアブーツの開発や、ランニングやスカッシュ、テニス、サッカーをはじめ、多くのスポーツで歴史を彩る数々の名作シューズを生み出してきた、アウトドア・ライフスタイルブランド<HI-TEC>
HI-TECのウェブコンテンツ<HI-TEC PEOPLE(ハイテック・ピープル)>は、チャレンジをしながら自分らしい人生やライフスタイルを謳歌するさまざまな人物たちにフォーカスしていくシリーズ。
第7回は、鮮やかな色彩と躍動感あるペインティングで、個展やアートフェアへの参加で国内・海外で注目を集めながら、多くのイベントや企業・ブランドとのコラボレーションをおこない、表現を広げ続けている現代アーティスト「Keeenue(キーニュ)」さんが登場。
また今回は、Keeenueさんのパートナーであり、機械学習システムなど先端テクノロジーを導入し、既製品に介入した動的なインスタレーション作品を制作・発表を行い、国内外で活躍する現代美術家「やんツー」さんも友情出演。
今夏に新たに設けた2人の制作アトリエにてインタビューさせていただき、HI-TECのシグネチャーモデルの1つ「EASTEND WP」にフォーカスしながら、Keeenueさんとやんツーさんのアーティストとしての活動の経緯やチャレンジなどのお話をお届けします。
さらに、このたびHI-TECとKeeenueさんのコラボレーションアイテムを制作。HI-TECのブランドフィロソフィーである「CITY TO TRAIL」から着想したKeeenueさんの特別なペインティングがプリントされた「HI-TEC x Keeenue ロングTシャツ」 を、アンケートページより応募いただいたお客様から抽選で15名様にプレゼント。
ほかでは手に入れることができない、数量限定のスペシャルコラボアイテム。皆様のご応募お待ちしております。
※「HI-TEC x Keeenue ロングTシャツ」の詳しい応募方法、アンケートページはこちらのインタビューページの最後に掲載しています。
真っ白じゃなくてちょっとニュアンスが入ったナチュラルな色。
- 今回はKeeenueさんとともにパートナーのやんツーさんにも友情出演いただきありがとうございます。今日は茅ヶ崎の2人の新たなアトリエにおうかがいしていますが、屋上に上がると富士山も見えて気持ちいい環境ですね。
Keeenue:今年の夏にこの物件を見つけたんですけど、屋上が自由に使えてたまにBBQなんかもやったりしています。
- それはいいですね。HI-TECはアウトドライフスタイルブランドで、屋外やアウトドアシーンで快適に過ごせるシューズを広く展開していますが、もともとはスカッシュシューズからスタートしたイギリス発のブランドになります。
Keeenue:スカッシュっていうとテニスみたいなスポーツですよね?登山やアウトドアシューズがメインのブランドだと思っていました。
- そうですね。1974年の創業後、1979年にハイキングシューズを発表していて、当時の登山靴は重たいのが当たり前だったなかで、「軽量」という概念を取り入れたシューズを開発したことで話題となりました。その後はランニングやサッカーなどさまざまなスポーツジャンルのシューズを開発していき、長年続くシューズブランドとなっています。
やんツー:けっこう歴史が古いんですね。僕のちょうど10個上だ。
- 来年がちょうど50周年の年になりますね。今回2人にそれぞれ履いていただいているのが「EASTEND」というユニセックスモデルで、今のHI-TECのシグネチャーシューズの1つになります。実際履いてみていかがですか?
Keeenue:ソールに厚みがあってすごい履きやすいですね。制作する時に履いても疲れなさそう。
やんツー:全体的にボリュームはあるけど、意外と結構軽いですよね。
- ちょっとしたハイキングなどでも対応できるように、着地した時の衝撃を吸収する軽量ソールを搭載しています。カラーはKeeenueさんに履いていただいているのが定番色として展開している「オフホワイト」になります。
Keeenue:白い靴って自分はあまり履かないんですけど、このカラーは真っ白じゃなくてちょっとニュアンスが入ったナチュラルな色なので合わせやすいです。普段は今日みたいな暖色系の格好が多いので、このシューズカラーなら気にせず合わせられそう。
- 今日着ているスウェットカーディガンはKeeenueのオリジナルですかね?ご自身のサイトでもアイテムを販売されてたりしますよね。
Keeenue:そうですね。これは試作ですけど、自分の個展とかのタイミングでファッションアイテムなんか作ったりもしています。
制作するときは快適性や機能性は必要なのでこのシューズは良さそう。
- 続いて、やんツーさんに履いていただいているカラーは、今シーズン登場した新色の「スモークグリーン」になります。
やんツー:グリーンにパープルがミックスしているのがまた絶妙なカラーリングでいい感じですね。
Keeenue:これいい色ですよね。女性にも人気ありそう。
やんツー:ミリタリーっぽい雰囲気もあって、他のブランドではなかなかなさそうなカラーリングなのが個人的にもかなり好みです。
- 合わせて履いているカーキのミリタリーパンツともマッチしていますよね。また、完全防水ではないんですけど透湿防水の素材をアッパーに搭載していて、全天候型のモデルになっています。
Keeenue:外出したとき、ちょっとした小雨が降っても気にせず履けるかも。
- HI-TECには「CITY TO TRAIL」というブランドフィロソフィーがあって、街でも履けるし、そのままアウトドアのフィールドにも行けるというのがブランドの特徴なので、このEASTENDはそれを具現化した代表モデルなのでおすすめです。
Keeenue:でも値段が手頃というか、このシューズはコストパフォーマンス高いですよね。
やんツー:スニーカーも今はけっこう高いですもんね。平気で2万3万しますし。
- 円安の影響もあって以前より少し値段が上がっていますよね。普段もスニーカーを履くことが多いですか?
やんツー:多いですね。いつもは変なスニーカーを履いてます(笑)
Keeenue:変なのってどういう基準で見つけるの?(笑)
やんツー:とりあえず誰も履いていなさそうで被らないっていうのが基準だね。
- そういう意味では、HI-TECは他のスポーツブランドやシューズブランドより知っている方は少し少ないので、もしかしたらそのあたりを狙ってHI-TECを履かれている方も多いかもしれません(笑)
やんツー:今回の機会がなくても、自分で選んだ可能性があったかもですね(笑)
- でもアーティストとして唯一性を意識されている方は、ファッションも個性を意識するのは理解できます。
Keeenue:いつもすごい変なランニングジャージ着てるもんね(笑)
やんツー:昭和っぽい紫カラーで、変なスリットと柄が入ってるジャージを3着ぐらい持ってます。3着中2着がピチピチで(笑)最近は特に作業してる時間が長いんですけど、作業着っていってもそんな適当にもしたくないし。ということで変なジャージ着ています。
- そのあたりKeeenueさんは影響を受けたりは?(笑)
Keeenue:しませんね(笑)でも普段のファッションと制作する時のファッションの境目をどうしようみたいなのはやっぱりありますね。制作するときは快適性や機能性は必要なのでこのシューズは良さそうです。
やんツー:明日展示会の設営があるんですけど、さっそく現場でこのシューズ履いていきたいと思います。
HI-TECのシューズを履いて山とか森の中を散策しているようなイメージ。
- インタビューと合わせて、特別にKeeenueさんにHI-TECオリジナルのペインティングを制作いただいていますが、今回はどのようなイメージで手がけられていますか?。
Keeenue:秋冬シーズンということでまずは冬っぽい感じで。HI-TECのシューズを履いて山とか森の中を散策しているようなイメージが良いなって思って進めています。
- 制作中のものを少し拝見しましたが、雪の日に森をトレッキングしているような雰囲気がありますよね。今回履いていただいてるEASTENDのオフホワイトのカラーにもマッチしてますね。
Keeenue:そうですね。実は小さいころから家族で山登ったり、キャンプやスキーに行ったりしていて。うちの親が2人ともサーファーだったのでけっこうアウトドアな家族でしたね。自分はあんまり海には入ってなかったんですけど(笑)今回はこのペインティングをロングTシャツにするんですよね。
- ペインティングを背面にプリントしたロングTシャツで、応募いただいた方から抽選でプレゼントさせていただく予定です。
Keeenue:今から出来上がりがとても楽しみですね。友達に何かロンT作ってって言われていたのでちょうどよかったです(笑)
- ちなみに、Keeenueさんはアーティストとして活動されている中で、ファッションブランドとコラボレーションしたりお取り組みされることが多いですよね。
Keeenue:今までだとNIKEなどのシューズブランドやスポーツブランドにもお声がけいただいたりしてます。あと友達の友達とかでストリート界隈のブランドなんかも多いですね。
- ABC-MARTと壁面グラフィクなどもお取り組みされていましたよね。やっぱりKeeenueさんの作風は全体的にカラフルで、楽しさとかアクティブさみたいなものがあるので、スポーツや音楽などの分野と相性がとても良い感じがします。
やんツー:作品にリズム感があるよね。
Keeenue:特にアクティブにしようとかは考えてないんですけど、面白いカタチや自分が気持ちいいカタチはいつも探してますね。
- 小さいころから絵を描いていたそうですが、そこからどのようなきっかけでアーティストとして活動するようになったんでしょうか?
Keeenue:母が今も絵を描く仕事をしているんですけど、その影響で自然と絵を描いていましたね。高校の途中から美大受験のために予備校に通いはじめたので、そのころまではちゃんと作品を作って発表するとかそういう感じでは全然なかったです。美大の時もはじめはデザイナーとかアートディレクターとかに憧れて目指していましたし。
- 大学卒業後はアーティストの「田名網敬一さん」のアシスタントをされていたそうですが、アート界の巨匠として時代を躍進して活躍されている方なので、アシスタントとして飛び込んでいくだけでも大きなチャレンジですよね。
Keeenue:そうですね。もともと田名網さんの作品が好きで、田名網さんのもとでアシスタントを経験することで、本格的にアーティストとして活動していくことを目指すようになりました。
- Keeenueさんの多彩で鮮やかなカラーが目を引くところは、田名網さんの作風が受け継がれていそうな気がしますが、昔と今でKeeenueさんの作風は大きく変わりましたか?
Keeenue:田名網さんの作品のカラーだと60年代とか70年代に表現されていた色が好きです。でも自分の作品のカラフルな感じは昔からそんなに変わっていないかもですね。スタイルはわからないですけど徐々に変化してるのかな?
- 田名網さんの作品にもよくわからない妖怪的なものが描かれていますが、Keeenueさんの作品も人なのかモンスターなのかわからない、少し不思議な存在のもの多く登場されていますね。
Keeenue:自分は身の回りの出来事をテーマにしているので、自然と人や生き物は描きますし、そのほかにもいろいろな事柄が生き物のようなかたちになることもあります。
新しいことをやっていきたいなという気持ちでいるので、いつもその時その時でチャレンジしていっている感じ。
- Keeenueさんはキャンバスなどの大きさから、壁などの大きなものまで描かれたり、立体系もチャレンジされていたりと表現の幅がとても広いですよね。最近では暖簾なんかも作成されていましたけど、表現を平面からカタチのあるものに拡張していったきっかけなどあったんでしょうか?
Keeenue: 何かしら新しいことをやっていきたいなという気持ちでいるので、いつもその時その時でチャレンジしていっている感じですね。
- その時の感覚や興味あることを新たなチャレンジをしながら表現していくことは素晴らしいことですね。ちなみに小さいサイズの作品と大きいサイズの作品ではどちらがお好きですか?
Keeenue:大きい方が好きですね。大きいってだけでもうかっこいい(笑)
- 見る側としても、街中に大きくてカラフルなペイントが突如登場するだけで驚きがあって楽しいですし、街自体に活気やパワーを与えてくれている気がします。大きければ大きいほど影響を与えられる範囲が広くなるかもしれません。でも制作は大変そうですよね。
Keeenue:大変ですね。でも楽しいです。
- やんツーさんから見て、Keeenueさんの活動はいかがでしょう?
やんツー:展示で毎回工夫してるのはとても面白いなと思います。前回の個展もメインはペインティングなんですけど、それらを積み重ねると側面に絵が表現されるみたいな。僕ら世代だとドラゴンボールの単行本を全巻並べると側面の絵が全部繋がってるみたいな。絵ってスタックして重ねちゃうと後ろ側が見えなくなっちゃうから絶対やらない見せ方だと思うんですけど。
- たしかに普通じゃやらない、というかあまり思いつかない表現ですね。
やんツー:それは以前のアトリエの狭さがあったからイメージできたのかなとも思って。あと以前サッポロビールとのお取り組みの時はディスクドロップゲームの作品を制作したり、この前は那須で立体のサイレージにペインティングしたりして、毎回楽しそうに表現を工夫していっているのがいいなあと思っています。
- ペインティングの表現をどんどん拡張していっていますよね。加えてKeeenueさんの作品は小さい子供から大人まで、みんなが楽しさを感じたりハッピーな気持ちになれるような気がします。
2人ともあまりシリアスではないところは共通しているかもしれませんね。
- やんツーさんは現代美術家として、先端テクノロジーを取り入れたインスタレーションや作品などで国内外で活躍中ですが、個人的には近年のインスタレーションでミニ四駆をあえて遅くチューニングして走らせた「遅四」が世代的にかなり響くものがありました。
やんツー:世代とかは意識しなかったんですけど、それはすごい言われますね(笑)実はどちらかというと外で遊んでいたタイプだったので、ミニ四駆は通ってないし、ゲームや機械いじりとかも全然やってなくて。なので少年期に全然通ってきてないものを今作品に取り込んだりしています。
- それは意外でした。
やんツー:今ではそういった作品を制作することが多いですけど、もともとはストリートアートが好きで。茅ヶ崎の周辺はかなり盛んで、自分はグラフィティを「見る側」でいろいろと見に行っていたので、ほんとはグラフィティライターなりたかったなって思っていました。今だったらストリートアートはマーケットで人気がありますけど、その時代はただの違法行為なので(笑)
- 今ではバンクシーをはじめ多くのグラフィティライターが、世界的に認められていますもんね。
やんツー:グラフィティライターも認められるような時代になったのはすごいし、今でもかなり憧れますね。でもやっぱりグラフィティってすごい難しくて自分じゃうまく書けなくて、もうセンスの世界じゃんって思ったんですよね。その時はいろいろ工夫して描いてはいたんですけど、なんかもっと自分らしい変なことしたいって行き着いたのがテクノロジーやメディアを使う方法で。これなら目立てるって(笑)
- そうだったんですね(笑)
やんツー:はじめはグラフィティを自分で書かないで機械に書かせるから始まったんですけど、自分が描いたやつよりも機械が描いたほうが出来がいいなあって思って。
- たしかに自分が全然意図しない作品がテクノロジーによって勝手に生み出されるというか、その偶然性みたいなものがとても面白いですよね。でももともと機械いじりはしてなくて、特に理系でもないっていう。
やんツー:その辺は成り行きで(笑)大学入って初めてパソコン触ったぐらいですし。
Keeenue:うそ?(笑)
やんツー:むしろ苦手でしたね。なのではじめから自分がやリたいことって多分難しいだろうなって思ってたけど、まあGoogleで調べたらできるかなみたいな。でもそれでも難しいところは仲間にお願いしてやってもらっています。
- でも全く苦手なところにあえてチャレンジしているのがすごいですよね。昔はアートや美術は絵や造形のセンスやテクニックのレベルによりけりみたいなところもあったかと思うんですけど、今では必ずしもそうではなくて、いろいろなものを使い自分の感性やアイデアを拡張して表現することも認められるような時代ですし、やんツーさんはそういう現代的なアプローチをされる方の中でも、かなり注目されるアーティストの1人かなって思います。
やんツー:自覚はないですが(笑)
- また2人の作風や手法、制作スタイルが全く違うのも面白いですよね。やんツーさんのメカニックな作品はより男心をくすぐりますし。
やんツー:そうなんですよね。展示見にきてくれる方もマニアックな男の子も多いです。ロボット選手権が好きなガチの理系な人とか。
- ミニ四駆やセグウェイを使った作品なんかもそうですけど、既製品を本来あるべきものじゃないかたちで表現したりしていて、それがある意味くだらないと見られるかもしれませんが、これが面白いんだっていうのが男っぽいというか少年っぽいというか。でも2人とも自分が楽しいとか面白いって思ったものを表現しているという点は共通していますね。
やんツー:そうですね、2人ともあまりシリアスではないところは共通しているかもしれませんね。
アートを続けることだけでもほんとすごい。自分もアーティストとしてそうして人生を歩めればいいなと。
- 今年の夏にこちらの茅ヶ崎にアトリエができたということで、やっぱり広い環境だと集中したり作業しやすいですか?
Keeenue:作業しやすいです。でもかなりスペースが広がったんで大きい作品書かなきゃって感じですけど(笑)
- やっぱり大きい作品は大きいスペースがないと難しいですよね。
やんツー:僕は動く作品が多くてテストで動くスペースがないとダメで。以前の千葉のアトリエの時はもっと広かったんですけど、茅ヶ崎ならこれぐらいの大きさでもいいかなって。ここは自宅から車で15分ぐらいですし。
- ご自宅からも距離も遠くないのもいいですよね。Keeenueさんも以前は東京にも住まれていたとのことでしたが、地元の近くだとさらに心地良く過ごせそうですね。
Keeenue:同級生や知り合いも近くにいますし、やっぱりこのあたりは落ち着きますね。東京に住んでると呼ばれたらすぐ遊びに行けちゃって、時間気にせず遊べちゃうので。それはそれで楽しいけど体が終わってましたね(笑)
やんツー:(笑)
Keeenue:でも今の家が海から近いので最近また走り始めました。海までは歩いて7分ぐらいなので、ランニングも気持ちいいです。
- アーティストとして制作活動するためには体力も大事ですよね。体力が落ちると気力やイマジネーション力が落ちちゃいそう。
Keeenue:そう、ほんと体力は大事です(笑)
- 今はとてもいい環境で過ごされていますが、これからも長くこのエリアで生活や活動続けていく予定でしょうか?
やんツー:でも実は来年ニューヨークに半年ほど行く予定があって。なので活動場所はその時その時の成り行きになりますかね。
Keeenue:引っ越し多いもんね。私は結構引っ越し好きですけど(笑)
やんツー:引っ越しは嫌いじゃないんですけど、好きでもないかな(笑)
- じゃあそのときのタイミングや縁があれば、生活や活動の場所は変わっていく感じでしょうかね?ちなみに外せない条件などありますか?
Keeenue:やっぱり海が近い環境がいいですね。寒いのが苦手で。なので冬は東南アジアとかに逃げたりしてます(笑)
やんツー:沖縄とかいいよね。
Keeenue:2拠点いいよね。海外も住んでみたいかも?
- コロナをきっかけに複数の拠点を持つ方も増えましたよね。オンオフじゃないですけど自分の生活環境をうまく切り替えられると、作品にもいい影響がありそうな気がします。Keeenueさんは海外のアートフェアにも参加されていたりしていますね。海外での反応はいかがですか?
Keeenue:コロナになってから海外の展示に声かけてもらうようになって。現地に行くことは少なかったので購入していただいたとかの報告はあるんですけど、実際のリアクションはあんまりわからないんですよね。
- つい最近もタイの方にも行かれてましたね。
Keeenue:グループショーで何点か出展しました。現地はみんなハッピーな感じで楽しかったですね。オープニングの時に来ていた人たちが作品いいねって言ってもらえましたけど、ただ遊びに行ったみたいな感じです(笑)
- 海外の異なる環境やそこで新たに出会う人の影響で、自分の世界や概念が広がったり、作品にも変化を与えてくれそうですね。また海外に行くことで日本の良さみたいなところも改めて気づくこともあるかもしれません。じゃあ茅ヶ崎から違う場所で活動していく可能性があると?
Keeenue:全然ありますね。アーティストとしての活動もどんどん世界に広げていきたいなって思ってます。
- でも、また帰ってくる場所があるっていうのも良いですよね。これからも「アーティスト活動=自身のライフスタイル」として続けていくといいう感じですね。
Keeenue:じゃないと生きていけない(笑)
やんツー:アートはいくつになっても続けていくことができますし、年齢を重ねても第一線で活躍し続けている方も多いですね。唯一の成功方法は「続けること」で、やめなければいつかは成功する。
Keeenue:アートを続けることだけでもほんとすごい。自分もアーティストとしてそうして人生を歩めればいいなって思います。
- そのためには何より変わらず楽しみながら制作を続けられることが大切ですよね。2人の国や場所を問わないグローバルなご活躍を楽しみにしています。
Keeenue(キーニュ)
アーティスト
1992年、神奈川県藤沢市生まれ。2016年多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業。具象でありながら抽象絵画のような鮮やかな世界観は鑑賞者のイマジネーションを誘発しそれぞれの捉え方や気づきを与える作風で、NIKE、Facebook、SHAKE SHACK、Sony Musicなど数多くのコラボレーションでも注目を集める。現在は茅ヶ崎を拠点に壁画制作やペインティング作品の発表、オリジナル商品のデザインなど国内外問わずさまざまな活動を展開。
HP:
https://keeenue.com/
Instagram:
@Keeenue_
やんツー
現代美術家
1984年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。2009年多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。セグウェイが作品鑑賞する空間や、機械学習システムを用いたドローイングマシンなど、今日的なテクノロジーを導入した既成の動的製品、あるいは既存の情報システムに介入し、転用/誤用する形で組み合わせ構築したインスタレーション作品を制作し、国内外で発表し活躍し続ける現代美術家。
HP:
http://yang02.com/
Instagram:
@yang02
EASTEND WP
山スペックだけど街でも映える高機能なハイクスニーカー。90’sのアウトドアディテールを落とし込んだニューヴィンテージな佇まい。アッパーには高グレードの透湿防水メンブレン「ドライハイ ストーム」を搭載。ミッドソールには着地の衝撃を約70%吸収する「GRV-30」を搭載し、快適な履き心地を実現します。
アイテム詳細>>
SHOP LIST>>
※ショップリストページの「OUTDOOR」アイコンが掲載されているショップをご覧ください。
※店舗によりお取り扱いがない場合もございます。
PRESENT CAMPAIGN
このたび、HI-TECとKeeenueさんと特別制作した「HI-TEC x Keeenue ロングTシャツ」のプレゼントキャンペーンを開催。
12/15(金)- 12/31(日)の期間、HI-TEC公式インスタグラム@hitec_japanをフォローいただき、下記の応募アンケートページより応募いただいたお客様より抽選で15名様にプレゼントいたします。
雪の日に山や森の中を散策しているようなイメージで描かれた、Keeenueさんのカラフルでリズミカルなオリジナルペインティングを背面に大きくプリント。表にはHI-TECのロゴとともに、ブランドフィロソフィーである「CITY TO TRAIL」のKeeenueさんのサインがプリントされたスペシャルなアイテムとなっています。
ほかでは手に入れることができない、数量限定のスペシャルコラボアイテム。皆様のご応募お待ちしております。
<プレゼントキャンペーン詳細>
■応募期間:2023年 12月15日(金)- 12月31日(日)
■カラー:WHITE
■サイズ:M / L / XL
■その他詳細・注意事項
・HI-TEC公式インスタグラム@hitec_japanをフォローいただいた方のみご応募可能となります(すでにフォローいただいている方はそのまま応募いただけます)
・応募アンケートページでご希望のサイズをお選びください。
・イラストはイメージとなり、実物と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・ご応募はお1人様1回までとなります。
・ご入力いただいたお送り先情報にお間違いがないようご注意ください。
・当選は2024年1月中に商品の発送をもってお知らせさせていただきます。当選・落選のお問い合わせは承ることができませんので、あらかじめご了承ください。
・商品お届け後の交換は承ることができません。
--------------------------------------
[個人情報について]
本キャンペーンにおいて取得した個人情報(氏名、住所、電話番号等個人を特定できる情報)の取扱いにつきましては、個人情報保護方針にもとづき、下記の通り取扱います。
いただいた個人情報は、応募頂いた方への連絡や賞品の発送等、本キャンペーンの運営の目的のみに使用いたします。
応募いただいた方の個人情報の第三者への開示につきましては、次の場合を除き、行いません。
「ご本人の承諾を得た場合」
「賞品の提供などのために、業務委託先に情報を開示する場合」
「法令等により開示を要求された場合」
なお、個人情報の取り扱いについてはこちらのホームページをご確認ください。