HI-TECで練習登山へ! ※「富士山ブック 2016」(発売:山の渓谷社)から転用 写真=逢坂 聡 文=川口 穣(編集部) モデル=垣貫紀彦

HI-TECで練習登山へ!

イギリス発祥のアウトドアブランドHI-TECの登山靴は、手頃な値段と富士登山に必要十分なスペックで多くの登山者の支持を集めている。果たして、その実力は評判通りか。まずは練習登山でテストしてみた。

  • V-LITE FLASH FAST HIKE I WP

    V-LITE FLASH FAST HIKE I WP

    40年以上にわたるシューズ開発で積み重ねた技術を存分に活用しながら、素材や機能性をアップデートさせたHI-TEC社の自信作。三層メッシュで非常に軽く、機能性も充分。¥16,800 + tax,25.0~27.0cm(0.5cm刻み)、28.0~31.0cm(1cm刻み)アッパー:合成皮革/合成繊維

  • V-LITE FLASH HIKE I WP

    V-LITE FLASH HIKE I WP

    上記V-LITE FLASH FAST HIKE I WPの高い機能性をベースに、アッパーには上質なステアレザーを採用した。
 レザーの風合いも含めて長く愛用できる一足。¥21,000 + tax,25.0~27.0cm(0.5cm刻み)、28.0~31.0cm(1cm刻み)アッパー:天然皮革(ステアレザー)

登った山 静岡県 越前岳 標高1504m。富士山の南麓に広がる愛鷹山塊の最高峰。富士山の展望がよいほか、適度な登りごたえがあり練習登山に最適。

夏の富士山を目指すなら、事前の練習登山は欠かせない。 そして、練習登山には本番を想定した装備で登りたい。 そう思って、イギリス発祥のアウトドアブランド「ハイテック」の新作シューズで練習登山に出かけることにした。 適度に登りごたえがあって、目標となる富士山がよく見える山。そう考えて思い浮かんだのが、静岡県の越前岳だ。 朝、登山口に着くと、あいにく富士山はその姿の半分以上が雲のなか。それでも、真新しいシューズにそっと足を入れ、靴ひもに力を込めれば自然と気分も引き締まる。 朝露の水滴をキラリと光らせ、新作シューズV-LITE FLASHで一歩を踏み出す。ハイカットのシューズだが、軽さや足の動かしやすさはまるでスニーカーのよう。それでいて、岩肌に足を置いても、ぬかるみや残雪に踏み込んでも、しっかり体を支えてくれる。快適な歩き心地を確かめながら一歩一歩登るうち、山頂へ到着。富士山も、その姿をようやく見せてくれていた。

  1. ①雲のなか 登山口からすぐの展望台。空は晴れているが、あいにく富士山は雲に隠されている。それでも、歩くうちに見えたらいいなと期待しながら出発!
  2. ②岩場、残雪、ぬかるみ ちょっとした岩場や残雪、ぬかるみなど様々な路面が現れる越前岳。それほど登降に時間のかからない山ながら歩きごたえがあり、練習登山に最適だ。
  3. ③好展望の山頂 越前岳山頂。標高を示す案内板は富士山の形だった。山頂から富士山は、木立に隠れて一部しか見えないものの、駿河湾と富士市方面の眺望が抜群!
  4. ④富士見台で 山頂から少し下った富士見台は、名の通り富士展望の名所。富士山写真で知られる故・岡田紅陽がここから撮影した富士山は五十銭紙幣の図案にもなった。
  5. ⑤ランチブレイク 富士見台で富士を見ながらランチタイム。この日のメニューはホウレンソウのスパイスカレーとスパイシーエッグ。山で食べるご飯はまた格別だ。
  6. ⑥富士にジャンプ 下山するころには富士山はまた雲のなか。それでも、HI-TECシューズの軽やかさに思わずジャンプ!練習登山はこれで終了、次はいよいよ富士登山本番だ。

V-LITE FLASH FAST HIKE I WP/HIKE I WPの機能をチェック!

  • DRI-HIとi-shieldで雨の日も、水たまりも

    HI-TEC社独自開発の透湿防水メンブレンDRI-HIで雨水の浸入をシャットアウトし、蒸れも防いでくれる。雨の日や水たまりの歩行でも安心だ。また、防水・耐油・防汚性能がある表面加工技術i-shieldを搭載しており、残雪やぬかるみ、砂地などの通行にもストレスがない。富士山のようにあらゆる環境が想定される山でも安心して使用できる。

  • 一体構造のソールで歩行がスムーズ

    ビブラム社との共同開発で生まれたソールシステム「ビブラム ローリングゲイトシステム」は、ミッドソールとアウトソールが一体となったテクノロジー。曲線的に接地することができ、歩行動作にソールが追従するのでどんな斜面でも足運びのストレスがない。グリップ力と耐久性にも優れており、岩ザレた道の歩行にも適している。

  • 四層構造の高機能・超快適インソール

    「吸湿素材」「柔らかく足になじむフォーム」「反発力のあるフォーム」「アーチサポートと舟形ヒール」の四層構造を採用したインソール「オーソライトインプレッション」で足裏を包みこむような履き心地。適度な反発力があり柔らかすぎないので、長時間の歩行でも疲れにくい。へたりが少なく、快適さが長期間持続するのも特徴。

V-LITE FLASHは、富士山にも向いている?

富士山の登山道はおおむね砂礫の斜面だが、上部では岩場も増える。また、下山は足を取られやすい砂の道が中心だ。歩行時間も長くなるので登山靴の総合力が試されるコンディションだが、岩場でのしっかりとしたグリップ力や、不安定な足場でも歩きやすいホールド感と足さばきのバランスを兼ね備えたHI-TECのV-LITE FLASHは、まさに富士登山にうってつけだ。

吉田口九合目付近。岩が露出した道が続く

User’s Voice

しっかりとした機能をもちながら、とても軽やかで歩きやすいと感じました。「硬くて歩きにくい」というハイカット登山靴のこれまでのイメージを、完全に変える靴だと思います。初めてハイカットを履く人にもとてもオススメです。インソールは足裏を包み込んでくれるような感触で、長時間歩いても疲れにくそうなのが高ポイント。今年の夏は、この靴で富士山に登ります。 読者モデル 垣貫紀彦さん

読者モデル 垣貫紀彦さん